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HOMENEWSNews2019.08.20

2019.08.20

代表取締役社長中村と主任研究員らが東京工業大学特別講義に登壇しました

株式会社Veritas In Silico(VIS)の代表取締役 中村をはじめ、VISの主任研究員 篠、森下、髙田が、東京工業大学ライフエンジニアリングコースの「ライフエンジニアリング特別講義第四 ~医薬品ビジネスの全体像と新薬創出プレセスの実例~」に非常勤講師として登壇いたしました。

全8回に渡って行われた今回の特別講義では、医薬品ビジネスの全体像とこれまでの創薬の分類に加え、次世代創薬の本命と期待されているVISの核酸標的創薬についてご紹介しました。また、創薬プロセス全体を具体的にイメージしていただくため、VISの核酸を標的とした創薬技術を例に、標的の探索からスクリーニング、創薬候補化合物の最適化にいたるまでのプロセスをご説明しました。

■講義名
ライフエンジニアリングコース  「ライフエンジニアリング特別講義第四 ~医薬品ビジネスの全体像と新薬創出プレセスの実例~」

■講義内容
1) 医薬品ビジネスの全体像
  医薬品業界のビジネスモデル8種を、米国を例として解説
2) 現在の創薬の全体像
  現在の医薬品業界の創薬について、低分子創薬、中分子創薬(核酸医薬等)、ペプチド、抗体、細胞治療などの
  分類・特徴の解説
3) 未来の創薬の可能性
  将来の医薬品業界の創薬について、低分子創薬、中分子創薬、ペプチド、抗体、細胞治療などそれぞれの将来性
4) 医薬品ビジネスの最大のパラダイムシフトの可能性:核酸標的創薬について
  未来の創薬の本命である可能性のある核酸標的創薬
5) 核酸標的創薬の例示:ゲノム解析
  未来の創薬である核酸標的創薬について、ゲノム解析による低分子の標的探索・中分子設計(アンチセンスオリゴ
  核酸=ASO)の理論と実例
6) 核酸標的創薬の例示:スクリーニング法
  核酸標的創薬について、ゲノム解析により探索された低分子むけ標的構造をスクリーニングにまで持ち込む方法論と
  具体的方法、ヒット化合物創出の理論と実例
7) 核酸標的創薬の例示:中分子創薬最適化
  核酸標的創薬について、ゲノム解析により提案された中分子(アンチセンスオリゴ核酸=ASO)の実際の最適化
  の理論と実例
8) 核酸標的創薬の例示:低分子創薬最適化
  核酸標的創薬について、ヒット低分子化合物の最適化に供する立体構造解析と量子化学計算の理論と実例


※東京工業大学ライフエンジニアリングコース「ライフエンジニアリング特別講義第四」のサイトは こちらから!