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2024.06.19

Veritas In Silico、武田薬品との共同創薬研究の進展に伴うマイルストーン達成のお知らせ

株式会社 Veritas In Silico(本社:東京都品川区、代表取締役社長:中村慎吾、以下「Veritas In Silico」)は、2023年6月23日に武田薬品工業株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長兼CEO:クリストフ・ウェバー、以下「武田薬品」)と締結しました共同創薬研究・ライセンス契約(以下「本契約」)の下で実施しております共同研究(以下「本共同研究」)において、この度研究段階における最初のマイルストーンを達成しましたのでお知らせいたします。

本共同研究では、Veritas In Silico独自の創薬プラットフォーム「ibVIS®」を活用し、武田薬品が選定した疾患に関連する複数の遺伝子に対して、mRNAを標的とする低分子医薬品の創出に取り組んでいます。本契約の締結以来、両社が共同して標的遺伝子のmRNAに作用する新規低分子化合物の探索を進めておりましたが、今般、本契約に定めるマイルストーンを達成するに至りました。Veritas In Silicoは、このマイルストーン達成に伴う一時金を武田薬品より受領し、2024年12月期第2四半期に収益計上を予定しております。

本マイルストーンの達成による2024年12月期の当社業績への影響につきましては、2024年2月13日に発表した当期業績予想に織り込み済みであり、当期の事業収益合計額(676百万円予想)の1割弱を占める見込みです。

Veritas In Silico 代表取締役社長の中村慎吾は、「武田薬品との共同研究において、今回1年でマイルストーンを達成できたことを大変嬉しく思います。患者様がもとめる新薬を一日でも早くお届けできるよう、引き続き、武田薬品との共同研究に邁進したします。」とコメントしております。

以上

株式会社Veritas In Silicoについて
Veritas In Silicoは、mRNAを標的とした次世代低分子創薬を通じて、どんな疾患の患者さまも、治療薬がないと諦めたり、最適な治療が受けられないと嘆いたりすることのない、そんな希望に満ちたあたたかい社会の実現を目指しています。Veritas In Silicoは、mRNA標的創薬のパスファインダーとして、ルールベースAIを搭載した自社製作ソフトウェアを多数含む統合型創薬プラットフォーム「ibVIS®」を構築し、2018年より製薬企業との共同創薬研究を通じて、がん、神経、感染症などの疾患領域におけるmRNA標的低分子医薬品の創出に取り組んでいます。
詳細はホームページ https://www.veritasinsilico.com/をご覧ください。

Veritas In Silico、武田薬品との共同創薬研究の進展に伴うマイルストーン達成のお知らせ(PDF)