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2030年を目途に、スペシャリティファーマとしての地歩の確立を目指す 2030年を目途に、スペシャリティファーマとしての地歩の確立を目指す

当社は創業当初より、創薬プラットフォームibVIS®を活かしたmRNA関連創薬事業を主軸としつつ、医薬品の研究開発、製造および販売の機能を備えた製薬会社(スペシャリティファーマ)となることを、中長期的な目標に掲げています。

mRNA標的低分子創薬の「プラットフォーム型ビジネス」と合わせて、自社独自のパイプラインを創出する「パイプライン型ビジネス」をスタート「ハイブリッド型ビジネス」へシフトし、さらにスペシャリティファーマへ mRNA標的低分子創薬の「プラットフォーム型ビジネス」と合わせて、自社独自のパイプラインを創出する「パイプライン型ビジネス」をスタート「ハイブリッド型ビジネス」へシフトし、さらにスペシャリティファーマへ

創業からスペシャリティファーマまでの成長イメージ
創業からスペシャリティファーマまでの成長イメージ

プラットフォーム型ビジネスによる一定の成長を確保しつつ、2025年よりハイブリッド型ビジネスを
始動させ、収益源の複数化を図るとともに、自社独自のパイプライン創出により株式価値の向上を目指す。
2030年を目途にスペシャリティファーマへとしての地歩確立を目指す。

当社は今後の中長期的な目標として、2030年を目途に「スペシャリティファーマとしての地歩を確立すること」を目指します。

スペシャリティファーマを目指す道のりの第一段階として、当社はこれまで、創薬プラットフォームibVIS®を活用したプラットフォーム型ビジネスに注力し、収益基盤を固めました。複数の国内製薬会社とmRNA標的低分子創薬の共同創薬研究を実施し、その過程で得られた知見と実績が、プラットフォーム技術の向上と競合他社との差別化、ひいては収益の確保につながりました。

スペシャリティファーマへの道のりの第二段階として、プラットフォーム型ビジネスを拡大させつつ、2025年より自社独自のパイプラインも創出するパイプライン型ビジネスを本格化させ、収益源を複数有する「ハイブリッド型ビジネス」に移行してゆきます。当社はできるだけ早い時期に自社パイプラインを創出できるよう、その準備作業を2024年より順次開始しています。プラットフォーム型ビジネスにより、製薬会社との共同創薬研究からの収益を確保するとともに、自社独自のパイプラインを保有することにより、株式価値の向上を目指します。

ハイブリッド型ビジネスによる成長コンセプト
ハイブリッド型ビジネスによる成長コンセプト

mRNA標的低分子医薬品のプラットフォーム型ビジネスを拡大しつつ、自社バイプラインの創出により株式価値の向上を目指す。

スペシャリティファーマへの道のりの最終段階として、プラットフォーム事業およびパイプライン創出とあわせて、製薬会社として必要な組織、機能、人材等を確保し、持続的な成長が期待できるスペシャリティファーマとしての態勢を整えます。
スペシャリティファーマは、日本だけでなくアメリカにおいても非常によく見られる事業形態で、ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場しているヘルスケア関連企業の中で、上場後10年以上にわたり成長を維持している中堅企業の大半が、この事業形態を採っています。

これらスペシャリティファーマを目指すプロセスを通じて、当社が中長期的に安定的かつ持続的な成長を実現することにより、株式価値を高めてゆくとともに、当社の技術で創出された医薬品を社会に責任をもって届ける態勢を確保することにより、当社が掲げる理念の実現につながるものと考えております。

スペシャリティファーマを目指す道のりにおける成長戦略 スペシャリティファーマを目指す道のりにおける成長戦略

中期経営計画期間中の各年度目標と2030年のビジョン
中期経営計画期間中の各年度目標と2030年のビジョン

当社の2030年のビジョンは、「スペシャリティファーマへとしての地歩を確立すること」です。
このビジションを実現するため、当社は2025年度から2027年度にかけての中期経営計画期間中、当社の株主価値
に寄与する以下の施策を実施し、ハイブリッド型ビジネスのバイオテク企業として収益基盤の確立を図ります。

<2025~2027年度の施策>

1 プラットフォーム型ビジネスの進捗・拡大

新規契約を各年度2件ずつ獲得する。

2 自社パイプラインの創出

自社独自のパイプラインを各年度1本ずつ創出する。

3 研究所の機能拡充

プラットフォーム型ビジネスの案件増加や自社パイプライン創出等に対応するため、
研究所の増員および施設拡大(研究所の移転を含む)等を通じて、特に研究開発機能の拡充を図る。

4 その他

各種mRNA関連創薬事業の多角化により安定的かつ持続的成長を目指す。

mRNA関連創薬事業の多角化
mRNA関連創薬事業の多角化

創薬プラットフォームibVIS®は様々なmRNA関連創薬に応用可能。ビジネスモデルの転換に伴い、
mRNA標的低分子医薬品だけでなく、核酸医薬品やその他mRNA関連創薬にも事業を展開する。