NEWS

2023.06.23

Veritas In Silico、武田薬品とmRNAを標的とした低分子医薬品の共同創薬研究・ライセンス契約を締結

※本資料は、2023年6月23日(日本時間)に発表した英語のプレスリリースを翻訳したものであります。資料の内容および解釈については、英語版が優先されます。
英語版は、https://www.veritasinsilico.com/en/pressrelease/20230623_400/ をご参照下さい。

株式会社Veritas In Silico(本社:東京都品川区、代表取締役社長:中村慎吾、以下「VIS」)は、このたび、複数の遺伝性疾患に対して、mRNAを標的とした革新的な低分子医薬品の研究開発を目的とした共同創薬研究・ライセンス契約を武田薬品工業株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長兼CEO:クリストフ・ウェバー、以下「武田薬品」)と締結しました。

本共同創薬研究では、任意のmRNAにおけるインシリコによる標的同定、堅牢かつ定量的なハイスループットスクリーニング、およびmRNA標的向けに最適化した各種創薬技術からなるVIS独自の創薬プラットフォーム「ibVIS®」を活用します。武田薬品は、本共同創薬研究により得られる製品の全世界における開発、製造、販売に関する権利を取得することになります。

本契約に基づき、VISは契約一時金および研究費を受領するとともに、契約期間中に全てのマイルストーンが達成した場合、前臨床、臨床および商業化のマイルストーンを受領することができます。さらに、本共同創薬研究によって得られる全ての製品の売上高に応じたロイヤルティを受け取る権利を有することになります。

VISの創業者であり代表取締役社長の中村慎吾は、「武田薬品と創薬パートナーとなれることを大変嬉しく思います。有望な治療法が待ち望まれている疾患に革新的な低分子医薬品を届けるために、当社のmRNA標的創薬プラットフォームを最大限に活かし、武田薬品との共同創薬研究に取り組みます。」とコメントしております。

株式会社Veritas In Silicoについて
VISは、mRNAを標的とした次世代低分子創薬を通じて、どんな疾患の患者さまも、治療薬がないと諦めたり、最適な治療が受けられないと嘆いたりすることのない、そんな希望に満ちたあたたかい社会の実現を目指しています。VISは、mRNA標的創薬のパスファインダーとして、ルールベースAIを搭載した自社製作ソフトウェアを多数含む統合型創薬プラットフォーム「ibVIS®」を構築し、2018年より製薬企業との共同創薬研究を通じて、がん、神経、感染症などの治療領域におけるmRNA標的低分子医薬品の創出に取り組んでいます。
詳細については、https://www.veritasinsilico.comをご覧ください。

お問い合わせ先
株式会社Veritas In Silico 管理部総務・広報課
contact[a]veritasinsilico.com
※ご連絡の際は[a]を@にご変更ください。

Veritas In Silico、武田薬品とmRNAを標的とした低分子医薬品の共同創薬研究・ライセンス契約を締結(PDF)