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2025.10.15

弊社代表・中村、CASライフサイエンスサミットにおいてAI創薬をテーマにしたパネルディスカッションに登壇

米国化学会 (American Chemical Society) の情報ソリューション部門であるCAS (Chemical Abstracts Service)が10月2日に都内で開催した「CASライフサイエンスサミット」のパネルディスカッションに、弊社代表の中村慎吾が登壇し、その模様が10月7日付「化学工業日報」で紹介されました。

パネルディスカッションにおいて中村は、メッセンジャーRNA(mRNA)を標的とした創薬を手がけるバイオテク企業の立場から、AI創薬におけるデータ量の課題に言及しました。RNAの構造情報はタンパク質の情報と比べると世界におよそ100分の1程度しかありません。AIを適用するにはまだデータが少ない現状のなか、限られたデータ量でAIを最大限活用する独自の戦略について語りました。

当社は、製薬会社との共同創薬研究を通じてmRNAに関する分析データを蓄積しており、この点で同業他社をリードしています。また、mRNA標的創薬の独自技術と知見を駆使することにより、mRNA標的創薬におけるAI活用を推進してまいります。


出典:2025年10日7日付「化学工業日報」(発行元 化学工業日報社の許可を得て掲載しております)