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HOMENEWSNews2024.03.01

2024.03.01

RNA標的低分子創薬における当社デジタル技術の使用実績を踏まえた人工知能(AI)に関するレビュー論文が発表されました

当社代表取締役社長の中村慎吾と主席研究員の森下えらが、Expert Opinion on Drug Discoveryにレビュー論文を発表しました。人工知能(AI)によりRNA標的低分子創薬の可能性を最大限に引き出すことを論じています。

従来は、疾患関連タンパク質を標的とした創薬が主流でした。VISは、従来のタンパク質を標的とした創薬からRNAを標的とした創薬へのパラダイムシフトを起こすべく取り組んでいます。こうした取り組みにより、疾患に関連するRNAや、RNAを標的とする低分子化合物に関する膨大なデータが蓄積されはじめています。本稿では、有用な情報を見つけ出し創薬の様々な段階における意思決定を支援するために、AIがどのように活用されているかを概説しています。さらに、AIをさらに活用し、RNAを標的とした創薬の効率、精度および成功率を高めるための今後の研究の方向性についても論じています。

レビュー論文の全文はこちらよりご覧ください。
Full article: Recent applications of artificial intelligence in RNA-targeted small molecule drug discovery (tandfonline.com)